思い出

何年も恋人がいない
いちばん女として旬(?)な時期を、ぜんぶ自分のことに使った
自分を煮詰めて濃くしたような気がする
さらにとっつきにくい人間になった気がする

恋愛でなくても、生きていたら
愛おしい出来事はたくさんある

でも、ぎゅってなる切ないやつは、ほんとうにずっと昔に置いてきちゃったよ。笑
これから先、もう思い出だけを持って生きていくのだろうか。
思い出はどんどん形が変わっていってる
忘れて、川の石が転がり続けて角がとれるみたいにどんどん白くまあるくなって
きれいになっちゃって
いつか無くなる

人を好きになること忘れちゃった
後悔ばっかりしちゃって。バカだわ
まあるい思い出が小さくなって消えたとき、ほんとに自分どうなるんだろう
切なさを抱えていたいのに
音楽を聞こう